部屋干しで衣類が乾かないという悩みは、多くの人が悩まされている。
我が家は、除湿機とサーキュレーターの両方を使って、1年中「部屋干し」で衣類乾燥をしています。
そんな私が、解説しています。
この記事では、部屋干しの衣類が乾かない時の対策は、「除湿機」「サーキュレーター」どちらがいいのか?について解説しています。
本記事を読むと、あなたの家庭環境や生活に適した【部屋干し対策】が分かります。
結論は、「除湿機」をメインに使用する。「サーキュレーター」はサブ使用にする。それぞを使って部屋干しを行うことで、1年を通して部屋干しの乾かないトラブルを対策することができます。
衣類の部屋干しに大切なポイント
衣類を部屋干しで乾かす時には、以下のポイントが大切です。
この3点が濡れた洗濯物を乾かす為に「適切な環境」になっていないと、洗濯物が乾かないトラブルが発生します。
洗濯物が乾かないことにプラスして、「部屋干し臭」が発生する可能性が高くなります。
また、部屋干し環境は、乾燥にかかる時間にも影響するので、超重要。
乾燥する時間が長時間にわたる場合は、「部屋干し臭の発生」「臭いの吸着」原因を作る事にもなります。
部屋干しは、【素早く】洗濯物を乾燥させることが大切で、実現するためには、乾燥に適した条件を作ることが必要。
その部屋干しに最適な【気温】【湿度】【風】の条件にするためには、除湿機とサーキュレーターが必須アイテムです。
部屋干し用に除湿機とサーキュレーターはどっちが良い?【徹底比較】
どちらが良いかの結論は、「除湿機」をメインで使い、サブとして「サーキュレーター」を活用することが1番良い方法です。
2つを状況に応じて「使い分け」または「併用で使用する」ことで、1年を通して部屋干しの「乾かない」トラブルの解消ができます。
除湿機とサーキュレーターの特徴は以下の通り。
乾燥力 | 風力 | 風の 範囲 | 電気代 | 音 | 室温 への影響 | |
---|---|---|---|---|---|---|
除湿機 | ◎ | 〇 | 〇 | △ | × | × |
サーキュレーター | △ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 |
それぞれの特長を生かしながら、使用するのが最適。
1年を通して、部屋干しの環境は大きく変わるので、それぞれで使い分けましょう。
それぞれについて、最適な方法を以下に記載してますので、参考にしてください。
部屋干し用にメインは除湿機がおすすめな理由
部屋干しの乾燥方法のメインに「除湿機」をおすすめする理由は、「乾燥力の高さ」。
乾燥力が高いことから、通年を通して、「素早く、短時間で洗濯物を乾燥させること」ができます。
そのため、除湿機を使えば、部屋干しの乾かない悩みは解決できます。
梅雨時期の部屋干しには、「除湿機」が必須アイテム。除湿機がないと、乾かすことができません。
とはいえ、除湿機の弱点もあります。
それは、大量の洗濯物を乾かす時。
風力や風を送る範囲が広くないので、大量の洗濯物を乾かそうとした時には、どうしても風があたらない場所ができてしまう。
その苦手な点を補ってくれるのがサーキュレーターです。
除湿機で湿度を下げ、乾燥した空気をサーキュレーターで洗濯物をおくることで大量の洗濯物を乾かすことができます。
サーキュレーターだけでも乾かせないことはないですが、時間がかかります。
サーキュレーターだけで洗濯物を乾くのかについては、次の記事で解説してるので、参考にしてください。
サーキュレーターも用意しておくと、なお良い
除湿機のデメリットをカバーしてくれるサーキュレーター。
- 電気代を節約したい
- 静かな音で乾かしたい
- 洗濯物が多いから、広範囲に風を送りたい
そんな時は、サーキュレーターを使用すると、より一層快適に部屋干しができます。
サーキュレーターだけで乾く、いい条件の日は、サーキュレーターを活用してより快適に部屋干しができます。
【条件別の早見表】除湿機とサーキュレーターの上手な使い分け
除湿機をメインで使う方法がベスト。
とはいえ、家庭環境や部屋干しに影響する要因によっては、おすすめが変わります。
我が家の家庭は…
- 除湿機だけで乾かないのか?
- サーキュレーターだけで乾かないのか?
- 併用で使った方がいいのか?
そんな疑問のために、各ご家庭の環境ごとに「除湿機とサーキュレーター」のおすすめ対応表を作りましたので、参考にしてください。
除湿機 | サーキュレーター | 併用 で使用 | |
---|---|---|---|
洗濯物が少ない(1~2人分) | 〇 | ||
洗濯物の量は普通(3人分) | 〇 | ||
洗濯物が多い(4人以上) | ・ | ・ | 〇 |
換気扇が近くにある | 〇 | 〇 | |
換気扇が近くにない | 〇 | ||
電気代を安くしたい | 〇 | ||
電気代は気にしない | 〇 | ||
乾かす時間は長くてもいい | 〇 | ||
乾かす時間は短く | 〇 | ||
音は静かがいい | 〇 | ||
音は気にしない | 〇 | ||
閉め切った環境がある | 〇 | ||
閉め切った環境がない | 〇 | ||
冬場の気温が低い地域 | ・ | ・ | 〇 |
部屋干し用のおすすめのサーキュレーターについては、次の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
▽参考記事
≫≫部屋干し用に最適なアイリスオーヤマ製のサーキュレーターの選び方
除湿機とサーキュレーターのおすすめの使い方
除湿機とサーキュレーターには、それぞれメリット・デメリットがあります。
お互いのメリット、デメリットを理解して、「除湿機」か「サーキュレーター」かを使い分けると1年を通して、部屋干しを快適に行うことができます。
除湿機とサーキュレーターの得意な季節
除湿機の得意な季節は、湿度が高い季節の春~夏にかけて、活躍します。
ただし、気温が低い時は、除湿能力が低下し、洗濯物を乾燥させる能力が低下します。
そんな時は、サーキュレーターの大風量の風を併用することで、洗濯物を素早く乾かすことができます。
一方、サーキュレーターの得意な時は、湿度が低く、気温が高い時。
多湿の日本では、なかなか好条件な日は少ないですが、晴天で乾燥している日は、サーキュレーターを使うと節約できます。
以下に、除湿機とサーキュレーターの得意な季節をまとめてみました。
晴れた日の乾燥力の違い
<乾燥力> | 春 | 夏 | 秋 | 冬 |
---|---|---|---|---|
除湿機 | 〇 | ◎ | 〇 | △ |
サーキュレーター | △ | ◎ | 〇 | × |
互いに冬の乾燥力は低下しますが、除湿機は通年を通して、晴れた日の乾燥力は高い。
サーキュレーターは、晴れた夏、秋以外は、乾燥力が低下します。
雨の日の乾燥力の違い
<乾燥力> | 春 | 夏 | 秋 | 冬 |
---|---|---|---|---|
除湿機 | 〇 | ◎ | 〇 | △ |
サーキュレーター | × | △ | × | × |
除湿機は、天気に左右されず、乾燥力が高いので部屋干し対策として大活躍。
サーキュレーターは、雨の日には不向き。乾燥力が低下するので、乾燥までの時間がかかります。
除湿機は1年を通して、乾燥力が高い
見てわかる通りで、除湿機は冬を除き、通年で部屋干しに得意なことがわかります。
それが、除湿機をおすすめする理由です。
晴れた日は、サーキュレーターでも部屋干しで乾燥はできますが、乾燥する時間は、除湿機に比べて長くなります。
除湿機とサーキュレーターの乾燥時間
除湿機とサーキュレーターを比較すると以下の通りです。
乾燥時間 | 乾燥時間目安 (冬 夜間 換気扇併用 3人分) | |
---|---|---|
除湿機(夜間モード) | 短い | 6h |
サーキュレーター(風量 中) | 長い | 12h |
除湿機は、圧倒的に早く乾きます。
時間がなく、すぐに乾かしたい!って方は、除湿機1択です。
以下におすすめの「除湿機」「サーキュレーター」を記載してあります。
ご参考にしてください。
おすすめの除湿機
以下におすすめの除湿機をまとめました。
参考にしてください。
選んだ理由は以下の通り
また、除湿機の方式としてのメリットデメリットは以下の通りです。(除湿機の種類別に比較した際の◎・〇・△・×)
除湿能力 | 電気代 | 音 | 重さ | 室温 への影響 | 気温が低い時 の除湿能力 | |
---|---|---|---|---|---|---|
コンプレッサー式 | ◎ | 〇 | × | × | △ | × |
デシカント式 | △ | × | ◎ | 〇 | × | 〇 |
ハイブリット式 | 〇 | ◎ | △ | × | 〇 | 〇 |
以下、おすすめの除湿機を厳選。
【IJD-I50】アイリスオーヤマのサーキュレーター付除湿機
項目 | 内容 |
---|---|
方式 | デシカント式 |
タンク容量 | 2.5 L |
定格除湿能力 | 5 L |
消費電力 | 590 W |
風量 | 215 m3/h |
首振り | 上下90度(手動) 左右50/70/90度(自動) |
重さ | 7.8kg |
夜間モード(静音モード) | 有 |
こちらは、言わずと知れた「アイリスオーヤマ製の除湿機」。
人気も高く、口コミも抜群。
迷ったらこちらを選びましょう。
【CV-L180】シャープのプラズマクラスター付の除湿機
項目 | 内容 |
---|---|
方式 | コンプレッサー式 |
タンク容量 | 4.5 L |
定格除湿能力 | 18 L |
消費電力 | 385W |
風量 | – |
首振り | 上下3モード(自動) 左右3モード(自動) |
重さ | 16.5kg |
夜間モード(静音モード) | 有 |
シャープ製のプラズマクラスター付の除湿機は、部屋干しの気になる臭いを抑制してくれるのが特長。
消臭モードがあるのも特徴で、臭いを抑えることに特化した除湿機
【CD-H18A】高評価のコロナ社の除湿機
項目 | 内容 |
---|---|
方式 | コンプレッサー式 |
タンク容量 | 4.5 L |
定格除湿能力 | 18 L |
消費電力 | 310W |
風量 | – |
首振り | 上下3モード(自動) 左右1モード(自動) |
重さ | 12.5kg |
夜間モード(静音モード) | 有 |
株式会社コロナの除湿機は、口コミがとても良く、人気の除湿機です。
我が家もこの除湿機を使ってます!
デザイン性も優れていて、おしゃれな部屋にあっても、なじむデザインでGood!
コンプレッサー式の弱点の気温が低い時も、内蔵ヒーターを活用して、除湿能力を維持できるので、1年を通して使える商品でおすすめです。
2022年のおすすめの除湿機については、次の記事で解説しています。
家族構成毎にランキング形式でレビュー&口コミをしているので、参考にしてください。
≫≫【2022年】除湿機おすすめ人気ランキング!口コミ&レビュー
おすすめのサーキュレーター
おすすめのサーキュレーターは、以下の記事で紹介しているので、参考にしてください。
サーキュレーターは、安全性に考慮したメーカー品をおすすめします。
▼参考記事
≫≫部屋干しに最適のアイリスオーヤマ製のサーキュレーター
除湿機とサーキュレーターどっち? まとめ
部屋干し用に除湿機とサーキュレーターのどちらが良いか?
結論は、「除湿機」です。
とはいえ、サーキュレーターもあると1年通じて、部屋干しのトラブル解決に役立つため、用意することをおすすめします。
追伸
部屋干しの悩みは、必ずみんな経験するが、なかなか対策アイテムを購入するのは躊躇してしまう。
でも、「除湿機」を購入した人は、みな口を揃えて「早く買えばよかった。」。と思う。
口コミでも、多数の人がそのように評価している「除湿機」
もしあなたが「除湿機」購入を悩んでいるなら…
早めの購入があなたの悩みをすぐに解決してくれます。
梅雨時期になって購入をしたい!と思ってもリスクがあります。
「値段が高くなっている」「人気の機種が売り切れる」ことが毎年起きています。
悩んでいる「今」が買い時です。
おすすめの除湿機については、次の記事で解説しています。
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