生活クラブとパルシステムの違いは？【価格/安全性/特典】を比較

コープ加入を検討の際に、「生活クラブ」と「パルシステム」がどう違う？どちらがいい？と迷いますよね。

私は、コープ（生協）を「20年以上」利用しており、多い時で4つのコープを掛け持ちしていました。

生活クラブ・パルシステムのどちらも利用した経験がある、そんな私が解説していきます。

この記事では、「生活クラブ」と「パルシステム」を徹底比較しています。

本記事を読むと、「生活クラブ」と「パルシステム」の違いが分かり、あなたにあったコープ（生協）が見つかります。

最終的な判断は、「資料請求」を行った上で「お試しキット」を使用して判断することをおすすめします。

百聞は一見に如かず。

実際の「カタログ」や「商品」を確認・使用することで、よりあなたに合うコープが分かります。

資料請求する前の予備知識として、「生活クラブと「パルシステムの違い・特徴」を徹底解説しているので、コープ探しの参考にしてください。

生活クラブとパルシステムの違いを簡単に比較

比較項目	生活クラブ	パルシステム
出資金	1,000円	1,000円～2,000円
対象エリア	1都1道2府17県 北海道・青森・岩手・山形・福島・ 東京・神奈川・千葉・群馬・茨城・栃木・群馬 山梨・長野・静岡・愛知 ・大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良	1都11県 東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木 ・群馬・福島・山梨・長野・静岡・新潟
利用料	110円（税込）～275円（税込） ※0円になる割引制度あり	248円（税込）～270円（税込） ※0円になる割引制度あり
品数	800品目以上	800品目以上
商品価格	少し高い	スーパー同等～少し高い
安全性
ミールキット	15種類以上	40種類以上
離乳食

生活クラブもパルシステムも同じ「コープ（生協）」であり、２つのコープは、利用可能なエリアが同じであるため、加入対象として比較されることが多いです。

コープ（生協）とは、利用する人達が出資金を持ち寄り、運営・利用する集まり。
つまり生協は非営利団体で、消費者のくらしをより良くすることを目的に運営されています。

特に、健康意識の高い方々に「生活クラブ」「パルシステム」は、とても人気のあるコープです。

実際に使用してみると「違い」があるので、次項で詳細説明していきます。

生活クラブの特徴を簡単に解説

生活クラブの理念の最初に掲げられている項目は、【安全性を追求します】という理念です。

そのため、国の基準と比較して【厳しい基準以下の厳選された商品】のみを取り扱っています。

消費材（食品・日用品）の安全性を確保して、安心して「食べられる・使える」を徹底的にこだわっているのが最大の特徴です。

特に食品については、素材そのものの味を活かすことを優先しています。

特に子育て中で、【安全な食材を使いたい方】におすすめのコープです。

安全性の観点から厳選された農作物・畜産物などの食品を取り扱っているので、「安全！安心！で健康的な食事をとりたい‼」という方は一択。

安全な商品をこれだけ取り揃えた生協・スーパーはありません。また、商品もとても美味しいです。

一度試したらやめられない味がそこにはあります。

パルシステムの特徴を簡単に解説

パルシステムは、独自の規格を設けており、国の基準よりも厳しい基準で商品を厳選しています。

特にパルシステムの青果(野菜と果物)は、「コア・フード」「エコ・チェレンジ」という独自の栽培基準を設けており、「化学合成農薬」を避けると共に化学肥料の削減をしています。

詳細は、下記の安全性項目で解説しています。（安全性の比較へ進む）

また、【産直】にこだわっている特徴があります。

産直とは…
生産者から直接のパルシステムを介して、組合員に届きますが、ただの産地直送ではありません。ポイントは、「生産者の顔が見えること」「生産者のストーリー」が分かることです。消費者が生産者を身近に感じるように、生産者の生産品への気持ちやストーリーなどが伝わる仕組みを設けています。

商品構成は、「プライベート商品」をメインで取り扱っていますが、スーパーなどで買えるような製品も取り扱っています。

例えば、ヨーグルトや冷凍食品などは、一部の取り扱いがあります。

生活クラブとパルシステムの違いを【徹底比較】

比較①配達エリアの違い

比較項目	生活クラブ	パルシステム
対象エリア	1都1道2府17県 北海道・青森・岩手・山形・福島・ 東京・神奈川・千葉・群馬・茨城・栃木・群馬 ・山梨・長野・静岡・愛知 ・大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良	1都11県 東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木 ・群馬・福島・山梨・長野・静岡・新潟
利用者数	約41万世帯	約160万世帯

生活クラブとパルシステムの配達エリアは、関東地方を中心にして、利用可能エリアが重なっています。

生活クラブの特徴は、「北は北海道、南は兵庫県まで」広い範囲で利用可能な地域があること。

一方、パルシステムは、関東圏を中心に利用でき、「約160万世帯」で利用されています。

比較②取り扱い商品ジャンル・数量の違い

商品ジャンルの比較	生活クラブ	パルシステム
商品数	800品目以上	800品目以上
生鮮食品
総菜・冷凍食品
飲料・酒・お菓子
子育てグッズ
ミールキット
ご当地グルメ
公演チケット等
共済保険
ペット用品

生活クラブとパルシステムの取り扱いジャンルはほぼ同じ。

生活クラブとパルシステムは、独自商品(プライベート商品)が中心で約800品目の取り扱いがあります。

パルシステムは、独自商品のほかに、市販品も取り扱いがあり、ご当地グルメの取り扱いがあるのが、生活クラブとの違いです。

どちらも「生鮮食品～日用品」を取り扱っているため、スーパーなどへの買い物は行かなくても良いくらいの品揃えがあります。

食品ジャンルの比較	生活クラブ	パルシステム
有機食品 オーガニック
産地直送商品
離乳食
幼児食
アレルギー対応商品	アレルゲン表示あり	アレルギー対応商品専用カタログあり

生活クラブとパルシステムの食品ジャンルの取り扱いは、ほぼ同じですが、違う点は、以下の通り。

パルシステムは、離乳食・幼児食を簡単にする商品を取り揃えています。

ミールキットの違いは？

生活クラブとパルシステムのミールキットに関しては、大きな差はありません。

しかし、毎週注文できるミールキットの数量は、生活クラブに比べてパルシステムの方が多いです。

比較③商品価格の違い

比較商品	生活クラブ	パルシステム
商品の価格	少し高い	スーパー同等～少し高い
にんじん	\289/800g	\322/1200g
たまねぎ	\376/1500g	\192/800g
じゃがいも	\495/1500g	\462/2000g
りんご	\797/500g	\495/450g
バナナ	\365/500g	\300/500g
牛乳	\256/900ml	\235/1000ml
卵	\268/10個	\261/10個
牛肉	\430/100g	\356/100g
豚肉	\211/100g	\214/100g
鶏肉	\208/100g	\150/100g~

生活クラブとパルシステムの「野菜」「果物」「卵・牛乳」「肉」の最安商品の価格を比較すると…

• 野菜：パルシステムが安い
• 果物：パルシステムが安い
• 牛乳・ほぼ同じ
• 肉：パルシステムが安い

生活クラブとパルシステムの価格を比較すると「パルシステム」が安いです。

比較④安全性の違いは？

安全性の比較項目	生活クラブ	パルシステム
安全性
農薬削減
残留農薬	国の基準の1/10以下	国の基準の1/10以下
放射能検査	最大で国の1/10以下	最大で国の1/10以下
食品添加物	93品目のみ使用	約400品目のみ使用
化学調味料	不使用	不使用
遺伝子組み換え	不使用	不使用
産地明記

生活クラブとパルシステムの食品添加物の違い

生活クラブとパルシステムの食品添加物については、「生活クラブ」が圧倒的に厳しく、使用している添加物が少ないです。

• 生活クラブは、約90％削減
• パルシステムは、約24％削減

生活クラブの食品添加物の基準

「疑わしきものは使用しない」「不要な物は使用しない」「使用した物は公開する」を原則に、減らす努力を続けています。

現在では、国の認める食品添加物822品目のうち、93品目しか使用していません。（2020年3月末時点）

パルシステムの食品添加物の基準

パルシステムでは、使用する目的と効果を考慮し、必要と判断した物のみを使用。

国の許可添加物の約24％を使わずに商品づくりをしています。

生活クラブとパルシステムの農薬使用の違い

生活クラブとパルシステムのどちらも、厳しい基準で農薬を削減しています。

生活クラブの農薬使用の基準

毒性の強い農薬の使用削減を目標とし、提携産地の取組品目のうち82%で不使用を達成。(2018年)

「あっぱれ育ち」「はればれ育ち」「たぐいまれ」ブランドでは、削減指定農薬を不使用。

パルシステムの農薬使用の基準

• コア・フード：有機JAS認証を取得した農作。
• エコチャレンジ：化学合成農薬、化学肥料を各都道府県の慣行栽培基準(国の基準)の1/2以下に削減。また、「削減目標農薬」の不使用を原則としている。

生活クラブとパルシステムの残留農薬基準の違い

生活クラブとパルシステムのどちらも、厳しい基準で残留農薬を検査し、品質管理をしています。

生活クラブの残留農薬基準

残留農薬の自主基準値は国の基準の10分の1未満を目標

パルシステムの残留農薬基準

残留農薬の自主基準値は国の基準の10分の1未満を目標

生活クラブとパルシステムの残留放射能基準の違い

生活クラブとパルシステムのどちらも、国の基準と比べて、厳しい基準で残留放射能を測定し、品質管理をしています。

より厳しい基準で検査・管理しているのは、「生活クラブ」です。

検査品目[Bq/kg]	国の基準	生活クラブ	パルシステム
飲料水	10	5	10
牛乳	50	5	10
乳児用食品	50	0	10
米	100	5	10
青果	100	25	25
肉類	100	10	25
卵	100	10	25
魚介類	100	25	25

生活クラブの残留放射能基準

対象品目について、自主的な基準を設けており、国の基準よりも厳しい基準以下の消費材(商品)のみ取り扱っています。

牛乳・米・卵・肉では、国の基準の「1/10以下」、乳幼児食品は、「不検出のもの」など、厳しい基準を設定しています。

パルシステムの残留放射能基準

パルシステムの基準は、国と同等品～国より厳しい基準を満たした商品を取り扱っています。

定期的な商品の検査によって、品質管理されているので安心できます。

生活クラブとパルシステムの遺伝子組み換えの違い

生活クラブとパルシステムのどちらのコープも、「遺伝子組み換えを行った作物や食品」は取り扱わない方針です。

生活クラブの遺伝子組み換えの基準

生活クラブは、「遺伝子組み換え作物・食品は取り扱わない」方針を掲げています。（やむを得ず使用する場合は、情報を公開した上で取り組む）

パルシステムの遺伝子組み換えの基準

パルシステムは、「遺伝子組み換え作物・食品は取り扱わない」方針を掲げています。

商品カタログでは「不使用」「主原料不使用」「副原料不分別」「不分別」の遺伝子組換え表示を対象商品に行っています。

違い⑤注文頻度と注文方法の違いは？

比較項目	生活クラブ	パルシステム
注文＆配達頻度	週1回	週1回
注文方法	Webサイト、注文書（紙）	Webサイト、注文書（紙）、アプリ(※)

注文頻度については、どちらのコープも「週１回の注文」「翌週１回の配達」で違いはありません。

注文方法は、「紙」「Webサイト（PC、スマホ）」から、翌週届く商品を週１回の注文を行います。

比較⑥配送方法の違いは？

配送の比較項目	生活クラブ	パルシステム
配達方法	専用の配達トラック	専用の配達トラック
温度管理

配送方法と保管方法についても、生活クラブとパルシステムは同じです。

もちろん、不在時の対応もしていくれるので、心配はありません。

比較⑦資料請求・入会時の特典の違いは？

特典の比較項目	生活クラブ	パルシステム
資料請求時の特典	＼商品サンプルが貰える／ 選択可	＼商品サンプルが貰える／ 選択不可
お試しキット	–	2,000円相当が690円(税込) ＼65%OFF【送料無料】／
新規加入特典	商品プレゼント	・3,000円クーポン ・商品プレゼント ・人気商品10%OFF ・お料理セット・お米が5%OFF

「生活クラブ」「パルシステム」は、加入時にお得な特典が用意されています。

パルシステムのお試しセットの口コミ&レビューについては、次の記事で詳細解説していますので、参考にしてください。

≫≫パルシステムのお試しセットの口コミ&レビュー

生活クラブとパルシステムの資料請求特典の違い

生活クラブとパルシステムは、資料請求時に「カタログサンプル」「商品サンプル」などが貰えます。

商品サンプルについて、違いがあります。

• 生活クラブ…選べる商品サンプルを１点貰える！
• パルシステム…商品サンプルを1点貰える！

現在キャンペーン中(2022/12/2まで)の「生活クラブ」の資料請求特典が大変おすすめ。

魅力的な商品を1点選べるのは、他のコープではありません。

これを機会にお試ししてみてはいかがでしょうか？

上記３つのうち、１つ選べます。

生活クラブの豚肉は、とても美味しいです。臭みがなく、旨味があふれる豚肉です。

パルシステムでは、資料請求で「商品カタログ」「商品サンプル１点」を貰えます。

生活クラブとパルシステムの加入特典の違い

生活クラブでは、Web加入特典として「商品サンプル」が１つ貰えます。

パルシステムでは、Web加入特典として、以下の特典を受けられます。

ちなみに…

１番お得に加入できる順序は、以下の通りです。

生活クラブとパルシステムの違い まとめ

比較項目	生活クラブ	パルシステム
出資金	1,000円	1,000円～2,000円
対象エリア	1都1道2府17県 北海道・青森・岩手・山形・福島・ 東京・神奈川・千葉・群馬・茨城・栃木・群馬 山梨・長野・静岡・愛知 ・大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良	1都11県 東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木 ・群馬・福島・山梨・長野・静岡・新潟
利用料	110円（税込）～275円（税込） ※0円になる割引制度あり	248円（税込）～270円（税込） ※0円になる割引制度あり
品数	800品目以上	800品目以上
商品価格	少し高い	スーパー同等～少し高い
安全性
ミールキット	15種類以上	40種類以上
離乳食

生活クラブとパルシステムの違いをまとめると…

生活クラブは、圧倒的な安心・安全な商品を取り扱う【プライベート商品がメイン】
パルシステムは、国の基準に比べ、安心・安全な商品を厳選【プライベート商品+市販品】

あなたの生活環境や生活リズムによって、合うコープ（生協）が異なるかと思います。

どちらも加入して損するコトはありません。

お得な特典を受け、利用してみて、継続利用することを判断してみてもいいですね。

百聞は一見に如かず。

資料請求し、カタログを見て、サンプルを貰う。そして、お試しキットでさらに商品について、知る。

そこで本当にあなたに合うコープ（生協）なのか？確認してみてください！

パルシステムのお得な加入特典について、詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。